外国人受入制度

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技能実習・特定技能に関する各国の概要・特徴・留意ポイント

インドネシア ミャンマー ベトナム ネパール バングラデシュ カンボジア フィリピン タイ モンゴル インド 中国
人口 2億8570万人 5450万人 1億0160万人 3300万人 1億7570万人 1760万人 1億1680万人 7160万人 380万人 14億6390万人 14億1610万人
20から29歳の人口 4625万人 1071マン人 1622万人 444万人 3110万人 286万人 1902万人 962万人 95万人 2億4900万人 1億6680万人
20歳代の月給

(円換算)

48,825円 10,075円 42,625円 40,300円 25,000円 39,525円 87,575円 72,850円 62,000円 23,250円 186,000円
技能実習候補者学歴 高卒・専門校・大卒 高卒・専門校・大卒 中卒・大卒 高卒・専門校・大卒 高卒・専門校・大卒 高卒・専門校・大卒 中卒・大卒 中卒・大卒 高卒・専門校・大卒 高卒・専門校・大卒 中卒
日本語学習意欲・能力

(導入時)面接時

高い(N4合格多い) 中から高 低い 中(教育水準差あり) 中から低(英語優位) 中(N5前後) 高(英語・日本語) 中(日本文化に理解) 高(語学力安定) 中(英語ベース) 低い
勤勉さ・協調性 〇(礼儀正しい) 〇(温厚で真面目) ◎(日本適応力高い) 〇(家族想い) △(時間にルーズ) 〇(素直で従順) 〇(明るく社交的) 〇(控え目) 〇(おおらか) △(個人主義的傾向) △(競争的)
宗教・文化の影響 ゆるいイスラム教 仏教文化中心 仏教・儒教混合 ヒンズー教強め イスラム教 仏教 キリスト教(文化差) 仏教 仏教・遊牧文化 多宗教(多様) 儒教・共産文化
イスラム教86.9% 仏教87.9% 無宗教70~75% ヒンズー教81.2% イスラム教91% 仏教96.9% キリスト教93% 仏教94.5% チベット仏教87% ヒンズー教78.9% 無宗教50%
キリスト教9.8% キリスト教6.2% 仏教12~16% 仏教8.2% ヒンズー教7.95% イスラム教1.9% イスラム教5% イスラム教4.3% アビミズム4% イスラム教14.2% 仏教18~21%
バリヒンズー教1.7% イスラム教4.3% カトリック教6~8% イスラム教5.0% 仏教0.61% キリスト教0.4% その他1~2% ヒンズー教・シク教他01% イスラム教2% キリスト教2.3% 道教10~15%
仏教0.7% ヒンズー教0.5% プロテスタント教1~2% キリスト教1.9% キリスト教0.3% その他0.8% その他2% シク教1.7% キリスト教5~7%
儒教0.05% その他1.1% その他3.5% その他3.7% その他0,14% 仏教0.7% イスラム教1~2%
食事 肉類 鶏肉・牛肉中心。豚肉NG(ムスリム) 鶏・豚・牛を日常的に摂取。宗教的な制限は基本的に少ない 豚・鶏・牛すべて食べる。豚肉中心 鶏・ヤギ・水牛中心。牛NG(ヒンドゥー)、豚を避ける人も多い 鶏・牛・ヤギ中心。豚肉NG(イスラム教) 鶏・豚・牛・アヒルを広く食べる。制限少なく、日本の食材にも慣れやすい 豚・鶏・牛をよく食べる。豚肉の使用頻度が高い 豚肉・鶏肉中心。牛肉も食べる。制限はほとんどない 羊・牛・馬・山羊中心。脂の多い肉を好む傾向 鶏・羊中心。牛NG(ヒンドゥー)/豚NG(イスラム) 豚肉中心。鶏・牛・羊・アヒルも日常的に使用
魚介類 海産物豊富。焼き魚・揚げ魚など 魚・エビなど豊富に利用。発酵調味料(ンガピ)が広く使われている 海・川の魚をよく食べる。発酵魚調味料も日常的に使用 海産物なし。川魚は一部で食べる程度 川魚・干物・小魚などを広く摂取 淡水魚が中心。発酵魚(プラホック)もよく使われる 海産物が豊富。魚のフライや煮込みなどが一般的 海産物・川魚ともに食べる。発酵魚調味料も一般的 魚は食文化に乏しい。海産物はほとんど摂取しない 沿岸部では多く食べるが、内陸部は魚介消費少ない 海産物・川魚・干物・塩漬けなど幅広い
野菜・果物・豆類 野菜は炒め物が中心。果物は種類豊富で甘いものを好む 野菜を多く摂る。果物は安価で手に入りやすく、豊富 空芯菜などの野菜炒め、豆腐料理、豊富な果物(バナナ・マンゴーなど) ダール(豆)と野菜が中心。果物は季節ごとに豊富 多様な野菜と豊富な果物(マンゴー、バナナなど) 空芯菜・ナス・モヤシなど。果物も多く摂取(マンゴー・バナナなど) 野菜は炒め物中心。果物は非常に豊富(マンゴー・バナナなど) 葉物野菜・ハーブ類豊富。果物の種類も多く、食後に果物を摂る文化あり 野菜は限られた種類(じゃがいも・人参等)。果物はあまり食べない 野菜中心でスパイス使用多い。果物も豊富 野菜をよく摂る。果物も豊富
飲料 甘い紅茶・コーヒー・ジュースが日常的。温かい飲み物を好む人も多い 緑茶・甘い紅茶・コーヒー・豆乳が日常的に飲まれる 練乳入りコーヒー、豆乳、甘いお茶などを好む 甘いチャイ・ラッシー・豆乳などが一般的 甘い紅茶・ミルクティー・ラッシー・ジュースなど 甘い紅茶・練乳コーヒー・豆乳・冷たい飲み物が好まれる 甘い飲料、ジュース、ココナッツ系飲料、炭酸飲料が好まれる 甘い飲料、冷たい飲料(氷入りコーヒー・ジュースなど)を好む ミルクティー(塩入り)、ヨーグルト系飲料、馬乳酒など 甘いミルクティー(チャイ)、ラッシー、甘い炭酸飲料が好まれる 温かいお茶・白湯文化。甘い豆乳や炭酸飲料も一般的
飲酒 ほとんどの人が飲まない(宗教的理由)。ヒンドゥー系(バリ島)では飲酒習慣あり 男性を中心に一般的。宗教的には禁止でも、実生活では飲むケースが多い 男性を中心に飲酒習慣が根強い(ルオウ=米焼酎、ビールなど) 飲む人と飲まない人が明確に分かれる。民族・宗教により差が大きい 宗教的に禁止されているため、原則として飲まない(例外的にヒンドゥー系などが飲むことも) 男性を中心に日常的な飲酒文化あり(ビール・米焼酎) 飲酒文化が強く、ビール・ラム・ジンが一般的。宗教的制限は基本的にない 飲酒文化あり。ウイスキー・ビールが一般的 飲酒文化あり。ウォッカや地酒を日常的に飲む 宗教により差が大きい。飲む人と飲まない人の両方がいるため、個別確認が重要 白酒(強い蒸留酒)、ビールなど。宴会での乾杯文化あり
喫煙に関して 男性65〜70%(非常に高い)、女性5%未満。屋内喫煙などに無自覚なケースも多い 男性40〜50%、女性10〜15%。噛みたばこ・葉巻状のタバコも多い 男性45〜50%、女性1〜3%。職場や寮での喫煙マナー指導が必須 男性35〜40%、女性5〜10%。噛みたばこ・嗅ぎたばこ文化あり 男性35〜40%、女性5〜8%。噛みたばこ・嗅ぎたばこの文化もあり 男性30〜40%、女性3〜5%。噛みたばこ・葉巻たばこ文化もあり 男性30〜35%、女性5%前後。分煙・禁煙マナー教育が必要 男性40〜45%、女性2〜3%。ポイ捨てや職場内喫煙に注意が必要 男性45〜50%、女性8〜10%。アジアの中でも高い水準 男性40〜45%、女性5〜8%。噛みたばこ・嗅ぎたばこの使用者もいる 男性45〜50%、女性2〜3%。世界でもトップクラスの喫煙率
性格 穏やか・礼儀正しい・協調性が高い 穏やか・控えめ・礼儀正しい 明るく親しみやすい。フレンドリーで協調性があり、責任感もある。やや競争心が強いタイプも 明るく素直で協調的、感情表現はややオープン 控えめ・礼儀正しい・協調的 素直・温厚・控えめ 明るい・社交的・積極的 穏やか・控えめ・礼儀正しい 素直・自立心が強い・誇り高い 自信家・論理的・好奇心旺盛 自立的・競争心あり・合理的
仕事姿勢 忍耐強く、指示に忠実。反復作業・チーム作業に向いている 忍耐強くコツコツ働く、指示に忠実 向上心・勤勉性が高く、「頑張れば稼げる」意識で仕事に積極的。ただし評価に敏感で、不満を抱えると退職傾向あり 忍耐力・責任感が強く、仕送りのため真面目に働く意識が強い 責任感あり、ルールを守り、反復作業に強い まじめ・責任感あり・ルール順守 柔軟で自主性あり・対人スキルに優れる 丁寧・ルールを守る・責任感あり 忍耐力・体力あり、責任感強いが無理な命令には反発も 成長志向・積極性あり、理不尽には反発しやすい 成果重視・評価意識高い・過剰な命令は拒否反応も
宗教意識 高い(イスラム教)。礼拝・断食など宗教習慣に理解が必要 仏教的価値観が強く、礼儀や感謝を重視 主に仏教(大乗仏教)だが宗教行動は穏やか。肉食・飲酒に制限は少ない。テト(旧正月)は非常に重要な祝日 牛・豚などの肉制限がある場合あり。事前確認と尊重が信頼につながる 非常に高い(イスラム教)。礼拝・食事・断食・服装など信仰に基づく生活様式あり 上座部仏教を背景に、礼儀・感謝・忍耐を重視 キリスト教徒多数だが、宗教的制限はほとんどない 上座部仏教に基づく礼儀・感謝の文化 チベット仏教(ラマ教)信仰あり。日常的な制約は少ない ヒンドゥー教が中心。牛肉NG・宗教行事重視・菜食の可能性あり 宗教的制約はほぼなし。生活に影響する信仰者は少数
感情表現 表面上は「YES」でも本音が見えにくいため、丁寧な確認が必要 感情をあまり出さず、問題を抱えても黙っていることがある 喜怒哀楽がやや表に出やすい。はっきり物を言うが、感情の上下も大きい傾向あり 喜怒哀楽を素直に表現する傾向。困ったことも比較的相談しやすいタイプ 感情を出さず我慢するタイプ。誤解が起きやすいためこまめな確認と対話が重要 感情を抑えがち。言いたいことを言えずに我慢する傾向がある 喜怒哀楽を表に出すが、他人を傷つけないよう調整できる柔軟性がある 感情を表に出さず、笑顔で対応するが内面にストレスを溜めやすい 表情・発言ともにストレート。感情の変化が読み取りやすい ストレート。感情・意見をはっきり言うが、裏表が少なく誠実な人が多い ストレートな言動が多く、誤解が少ない(がぶつかることもある)
対応ポイント 明確な指示・宗教配慮・穏やかな指導が信頼と定着につながる 優しく・丁寧に・確認しながら進めることが信頼と定着につながる 信頼関係を築くことで非常に良い関係に。丁寧な説明・評価・感謝の言葉がモチベーションにつながる 丁寧な指導と対話、文化的な配慮が定着率を高めるカギ 宗教的配慮、丁寧な説明、文化理解が受け入れと定着のカギ 穏やかな接し方・恥をかかせない指導・丁寧な説明が信頼形成のカギ 英語補助・対話型の指導・感謝と評価がやる気につながる 穏やかな指導・丁寧な説明・対話重視が信頼関係を築くカギ 公平・誠実な対応が信頼形成のカギ。尊重されることで長く続ける傾向あり 丁寧な説明・尊重される対応・成長機会の提供がモチベーションに直結 論理的・明確な説明と、見える評価制度が信頼とやる気に直結
自動車運転

(通行・ハンドル)

左側通行・右ハンドル   (日本と同じ) 右側通行・右ハンドル 右側通行・左ハンドル 左側通行・右ハンドル   (日本と同じ) 左側通行・右ハンドル   (日本と同じ) 右側通行・左ハンドル 右側通行・左ハンドル 左側通行・右ハンドル   (日本と同じ) 右側通行・左ハンドル 左側通行・右ハンドル   (日本と同じ) 右側通行・左ハンドル
国際免許が日本で有効か

(ジュネーブ条約加盟)

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20代の自動車運転率 都市部の20代男性で自家用車保有・運転経験者は 25〜35%
※主にバイク利用が多く、車は中〜高所得層に限られる
都市部では20代男性の運転経験率は **30〜40%**程度(バイク・小型車含む) バイク運転経験率は80%以上(都市部ではほぼ全員)
自動車運転経験者は10〜15%以下
都市部男性で30〜40%前後が運転経験あり バイクは比較的普及しているが、自動車運転経験は20〜30%程度(都市部男性)
地方では10%未満
車は一部のみ、バイク運転経験は多数(60〜80%) 都市部男性で40〜50%が運転経験あり(バイク含む)   地方では20%前後に低下 豊富(都市部で50〜60%程度) 都市部では高い(40〜50%程度)、地方ではやや低め 都市部では豊富、地方ではバイク中心 都市部では多い(50〜60%)、地方でも一定数存在(30〜40%)
技能実習の実績 第2位の国籍(21.4%/74,879人)**で、急速に拡大中 → ベトナム(46.3%)・インドネシア(21.4%)に続き、ミャンマーは第3位に浮上 最多受入国。         約200,000 人以上 数千人規模かそれ以上。2024年に15,000人以上の許可取得。実データは数千~1万人台の可能性(全体470,700人に含まれる) 少なめ。600人程度。 増加傾向 増加中 数万〜数十万人規模。 全体の約9.2%。近年は伸び悩み やや少なめ。非公表 024年6月時点で、モンゴル人の技能実習生在留者は約2,697人 2,000人未満(2023年時点) 日本全体で最大規模(約9〜10万人/年の実績)
特定技能の実績 第2位の在留数(44,298人)**を占め、受入人数は20万人規模に達する見通し 27,348人(全体の約9.6%、第4位) 最多受入国。        約133,478 人       全体約28万人のうち約47%を占める 増加中。数千〜1万人規模の可能性あり。 ネパール人全体在留者 約233,000人(2024年末)技能実習・特定技能・留学生等を含む総数 2024年末時点でバングラデシュ人の実在留者数は 約35,073人とされています(留学生・技能など在留資格を含む) 人数は極小、他国と比べて明らかに少ない。公的数字は非公開 約 28,234人(2024年末時点)  SSW全体の第3位の国籍で、受入規模は拡大中 5,363人(2024年12月時点で) モンゴル人特定技能1号在留者は約1,130人。 増加中。 数百人程度 約13,000人以上(ベトナムに次ぐ2位)。過去に技能実習経験者が特定技能で来日。
技能実習の人気 2021年から急増 ベトナム、インドに次いで期待されているが、軍事政権下で男子は38歳まで出国不可 2011年から2020年に増加。多くなりすぎて悪いネットワークも急増。 2023年から急増 2024年から着目 制度対応済・送出開始済みだが、受入人数はごく少数と推定 根強い人気。しかし、フィリピンの国際で、実習生の経費負担を軽減するので、日本側会社負担が増え、経費的に不利 経済成長で日本への就業意識が軽減 経済成長で日本への就業意識が軽減 2019年4月から開始 中国全盛期から、2010年頃、GDPが日本を抜き世界第二位になったころから、来日が激減。
給料希望 普通 普通 経済成長で給料希望増加 普通 普通 普通 経済成長で給料希望増加 経済成長で給料希望増加 経済成長で給料希望増加 普通 経済成長で給料希望増加
特定技能への移行適性 高(介護・製造に多い) 中(農業・介護・建設) 高(技能実習からの移行) 中(外食・製造・建設) 中(外食・運転・建設) 中(建設・農業) 高(介護・外食に適性) 中(外食など) 中から高(介護・畜産) 低から中 高(製造業に多い)
特定技能

(2025年7月現在)

技能実習からの移行で最多数 皆無
まとめ 2025年7月時点で、日本語学校、日本への就業熱意等 総合的に第一位 軍事政権下で男子出国不可。女子は、お勧め度、第一位。 都市部の人材は、日本を目指さない。 地方、田舎、山間部の人材は、まだまだ発掘可能。 入国後の在日越人の影響懸念。 技術・人文知識・国際業務で多数来日、技能実習生、特定技能に流れ可能性大。注目度大。 20代の人口も多く、母国給料も安いので、これから増えていきます。 日本語の教育環境が充実していないので日本語の不安があるが、微増予想。 国内の給料が高く、良い人材の来日、就業継続性に不安が残るが、フィリピン愛好会社で微増。 国内経済成長で、来日就業の意識が低いが、明るい性格で根ずよい人気。 身体能力が高く頑強、日本語もよく覚えるが、絶対的な20代人口が少なく、安定的継続的な人材採用に苦慮。 実質、コロナ明けからインド実習生の受入が開始されているが、送出機関の姿勢、考え方から助言指導している段階。伸びしろ大。 中卒か、へき地、田舎の者しか実習生で来日しない。中国国内で働けない者が来日している現況。将来性が薄い。

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